構 成:(目次)
はじめに
序 高ストレス者対応の4つの機会
第Ⅰ章 医師による面接指導を希望しない対象者へのセルフケアの勧め
1 面接指導非希望者への支援も大切
2 ストレスチェック実施者から対象者への面接指導の意向確認
3 面接指導・相談対応非希望者への対応 ― セルフケアのための資料の提供
4 面接指導非希望者への対応 ― 産業保健看護職などによる相談対応
第Ⅱ章 希望者への医師による面接指導と事後措置 ―10のステップ ―
1 本書での面接指導の基本的な考え方
2 面接指導の基本的な流れ ― 10 のステップ
ステップ0 事前準備
ステップ1 導入
ステップ2 説明
ステップ3 過去の高ストレス状況の確認
ステップ4 今回のストレスチェック結果
ステップ5 抑うつ症状の確認
ステップ6 現病歴・既往歴、日常生活などの確認
ステップ7 ストレス要因への対象者の考えの確認
ステップ8 ストレスの背景要因のまとめと対処法
ステップ9 報告書・意見書の内容と今後の確認
3 就業上の配慮見直しのための産業保健スタッフによる面接
4 裁量労働者への医師による⾯接指導
5 オンラインによる面接指導のポイント
第Ⅲ章 こんなときはどうする? 面接指導Q&A
Q1 高ストレス状況が繰り返されているケースでは、
どう対応するとよいですか。
Q2 通院中の対象者のケースでは、どんな点に気を付け、
どう対応するとよいですか?
Q3 既往歴がある対象者のケースでは、どんな点に気を付け、
どう対応するとよいですか?
Q4 個人情報保護、守秘義務について細かく聞いてくる場合、
どう対応すればよいですか?
Q5 いきなり「職場をどうにかして」と切り出す場合、困ります。
どうすればよいですか?
Q6 「 異動させるよう言ってもらえないか」と言われた場合、
どう考えればよいですか?
Q7 治療提案や職場への介入提案などに同意しない場合、
責務を果たすには何が必要ですか?
Q8 「 自分ではなく周りが変わってほしい」と強く言われた場合、
どうすればよいですか?
Q9 「 性格チェックシートの結果に納得できない」と言う場合、
どう話せばよいですか?
Q10 業務外、プライベートでのストレスについて延々と話す場合、
どうすればよいですか?
Q11 最初に肯定した内容を後で否定・修正する場合があります。
どう対応すればよいですか?
Q12 報告書・意見書の作成でより慎重さが必要だと思った場合、
どんな方法がありますか?
Q13 判断や対応に難しさを感じたとき、産業医の責務を全うするには
どうすればよいですか?
巻末資料
高ストレス者対応・判定・面接指導で利用できるチェックシート
動画紹介 ―「高ストレス者に対する医師による面接指導マニュアル」
法的根拠 ① 高ストレス者への医師による面接指導
法的根拠 ② 裁量労働制
法的根拠 ③ ストレスチェック後の面接指導に関する法律
法的根拠 ④ 面接指導の実施方法等に関する指針
基礎知識 ① NIOSH 職業性ストレスモデル
基礎知識 ② ストレス関連疾患(心身症)
基礎知識 ③ 就業制限や医療機関紹介の必要性をうかがわせる症状や状態
基礎知識 ④ 労働時間以外の労働に関する負荷要因(例)
